2022年6月よりコロナ禍で中断していた韓国旅行が再開されました。
私自身8月に渡韓する予定があり、実際に査証(以下、ビザ)を取得しました!!
駐日韓国大使館で申請した時の体験談等をまとめましたので、ビザ取得予定の方は是非参考にして頂ければと思います。
※2022年10月31日まで観光・通過(C-3-9)の目的の方はビザ免除。ビザの代わりにK-ETAを取得してください。
日本、台湾、マカオ国籍者に対する限時的無査証入国延長のご案内 상세보기|ビザ(査証)駐日本国大韓民国大使館 (mofa.go.kr)
目次
事前確認
韓国のビザはインターネットから申請ができないため、直接大使館や領事館へ訪問しビザ申請が必要となります。
また大使館・領事館は日本各地にあり、どこでも申請できるわけではありません。
必ず住民登録してある都道府県管轄(※1)の韓国大使館・領事館で申請をしましょう。
※1 各都道府県の管轄は管轄地域案内駐日本国大韓民国大使館 (mofa.go.kr)より確認ください。
そして訪問には事前予約も必要となります。急に行っても申請はできません。
事前予約は大体1~2週間前の10時から枠が解放されて予約できます。
駐日本国大使館の場合はホームページの『領事/ビザ業務』→『ビザ(査証)』にいつから予約ができるか、情報がアップされますので
そこをチェックして予約を取りましょう。ビザ(査証) 목록駐日本国大韓民国大使館 (mofa.go.kr)
後程ご説明しますが、ビザを申請する時に往復航空券(Eチケット)のコピーが必要になります。
その出発日でビザを申請できる期間も決まっていますので、ご注意ください。
【例】一般観光及び家族訪問など航空券の提出が必要な場合は、次の日付の出国航空券を所持しなければならない。
※ 10月4日(火)から10月7日(金)までの訪問者: 10月12日(水)~11月12日(土)の出国航空券(往復)
※ 10月11日(火)から10月14日(金)までの訪問者 : 10月19日(水)~11月19日(土)の出国航空券(往復) ◎駐日本国大韓民国大使館より引用
一般観光(C-3-9)
韓国へ、観光または家族訪問などで訪れる、90日以内の滞在については、一般観光(C-3-9)のビザを発給します。
団体観光や、ワーホリ、留学等は別のビザになります。
大使館・領事館訪問予約(パソコン編)
① 領事民願24のサイト(Civil Services Portal for Koreans Residing Overseas | Consular Services 24 (mofa.go.kr))に入ります。
※こちらのサイトは韓国語もしくは英語対応のみです。
② 右上の『ログイン』をクリックします。
③ 会員及び非会員画面になります。
ローマ字名は姓名の間スペースありでもなしでも予約できます。
認証番号送信をクリックすると下記のようなメッセージが表示されますが『OK』をクリックします。
※認証番号は入力したメールアドレスに5分以内に届きます。
認証番号が認証されると下記のようなメッセージが表示されますので『OK』をクリックします。
④ トップページに戻り、赤枠の『在外公館訪問予約』をクリックします。
⑤『在外公館訪問予約』から該当の申請する1.大使館または領事館2.『VISA個人申請』3.訪問日時を選択します。
『駐日本大韓民国大使館』は真ん中あたりにあります。
訪問日がグレーアウトしている日は枠が埋まってしまっているので、予約できません。
キャプチャ番号入力後、一番下の水色のボタンをクリックで予約完了です!!
メールが届くので、念のためプリントアウトして大使館を訪問しましょう。
大使館・領事館訪問予約(アプリ編)
『영사민원24』というアプリから訪問予約を取ることも可能です。
ただアプリは韓国語のみの対応となるので、ある程度韓国語がわかる方にはおすすめします。
またこれからご紹介する方法が簡単なのかわかりませんが、私自身が予約した方法をご紹介します。
①アプリを起動し、赤枠内をタッチします。
②右上の人のマークをタッチします。
③会員加入をタッチして、情報を入力します。
※パソコンの場合は非会員でしたが、アプリは会員登録しました。
④上の赤枠をタッチすると自動的に下の3カ所にチェックが入ります。一番下の『確認』をタッチします。
⑤会員情報入力 ※ハングルのキーボードの設定が必要です。
氏名の姓名の間はスペースなしで、メールアドレスは入力後重複チェックをします。パスワードは英文・数字・特殊記号の組合せで設定します。
都道府県名もハングルで入力しました。
⑥ ②と同様の画面に戻り、赤枠内をタッチします。
⑦赤枠をタッチします。
⑧会員登録したメールアドレス・パスワードを入力し、ログインします。
パスワードは専用のキーボードが現れます。たまに入力しても反映されないことがありますので、その時はもう一度入力します。
⑨申請する大使館・領事館を選択します。
⑩『VISA個人申請』を選択後、下のチェックボックスに☑を入れて次にをタッチします。
⑪日にち・時間の選択をします。この時に日にちが出てこない場合は予約がすべて埋まっています。
⑫予約内容を確認して5桁の番号を入力し予約完了となります。
ビザ申請に必要な書類
・パスポート原本 有効期限6か月以上(申請時に窓口で提出後その場で返却 ※領事館の場合、預けて着払で返送される地域もあるようです)
・査証発給申請書5枚 下記のURLからダウンロード ※現在の最新版は2020年12月14日が日付のものです。
査証発給申請書の様式及び作成要領 상세보기|ビザ(査証)駐日本国大韓民国大使館 (mofa.go.kr)
・証明写真 カラー 背景白 縦45mm×横35mm(パスポート申請用写真と同じサイズです)
・パスポート顔写真ページのコピー(白黒コピーでもOK)
・往復航空券のコピー(Eチケット)
※申請書に滞在先のホテル等を記載しますが、予約確認書などは不要なので、滞在予定先のホテル情報で問題なしでした。
※ビザ発給に費用は発生しませんでした
査証発給申請書の書き方
1ページ目 ご自身の基本情報、申請ビザ
2ページ目 パスポート情報、日本国内連絡先、家族情報、学歴
3ページ目 職業、滞在情報、過去の渡航歴
【注意】8.6 過去5年間の韓国訪問歴はご自身の回数をご記入ください。
韓国は数年前に出入国のスタンプがなくなったのでここに私は一番苦労しました・・・
4ページ目 訪問経費など
5ページ目 署名
大使館訪問
予約した日時に大使館に訪問します。
入口で警備の方に『ビザ申請です』とお伝えすると訪問予約が確認できるもの(メールをプリントアウトしたもの)と身分証を提示して、
荷物検査後、中に入ります。
3階がビザ申請手続きになります。3階の受付担当者が申請書などをざっとチェックし、受付番号札を渡されます。
自分の番号が呼ばれたらその窓口に行って申請書などを提出します。
提出した後、少し待機して再度呼ばれますのでパスポート原本の返却とその後の流れの説明がされます。
大使館の滞在時間は20~30分くらいでした。
ビザ取得完了
ビザ取得完了のお知らせは自身で専用サイトを見に行く必要があります。
専用サイトで申請完了したビザをダウンロード、プリントアウトして旅行に持っていきます。
またビザに載る写真ですが、持参した写真の人もいれば、パスポートの顔写真のコピーを使われている人もいるので、
もしパスポート写真のコピーが使われていてもご安心ください。
私はパスポート写真のコピーで、パスポートの文字が見切れで入ってる写真でした。持参した写真が何に使用されたのかは不明です。
友人は持参した写真が使われていましたので、それぞれのようです。
1年は有効で、ビザがあれば、K-ETAの取得は不要です!この機会にビザを取得しておくのも一つの手段だと思います!